【pipsってなに?】FXの利益を計算するpipsの計算方法

こんにちは、yasuです。
今回は、いまさら聞けないpipsについてお話していきます。

FXをやっている人であればほぼ必ず聞いたことがある単語。

でも、実際pipsの本当の意味や正しい計算方法を知っているでしょうか??

pipsという言葉は知っているが正直意味が完全にはわからない…

という方は、この記事でpipsの本当の意味を知ることができますので
ぜひ最後まで読んでみてください(^^


目次

◆pipsとは?
◆pipsの計算方法
◆実践で見てみよう



◆pipsとは?


percentage in points
の省略で意味は

異なる通貨単位を
共通で表すための単位

これだけ聞いてもよくわからないですよね(^^;

簡単に言うと、FXは色んな外国の通貨のペアで取引をします。
ドルと円でトレードしたりユーロとポンドでトレードをしたり…

通貨のペアが違うと、得れる単位が違います。

例えば、1ドル100円で買って110円で売れば+10円の利益です。

しかし1ドル1.15ユーロで買って1.16ユーロで売ると、+0.01ユーロの利益。

ん??0.01ユーロって実際いくら儲かったんだ???

とわからなくなりますよね(^^;

そうならないようにpipsという共通単位を作って自分がいくら利益を上げれたのかを
わかりやすく管理するために作られたのがpipsです。


◆pipsの計算方法


次は、pipsを使って実際に損益を計算してみましょう。

計算式はこれだけ覚えてください!

取引量×pips=損益額

計算式といっても因数分解などと違ってわかりやすいですよね!
ただの掛け算です。

取引量:1トレードでエントリーする量。増えるほど損益が大きくなる
pips:共通通貨単位。たくさん得れば利益も大きく、たくさん失えば損失も大きくなる。

日本人トレーダーはドル円やユーロ円など
円を絡めたトレードが多いと思いますので

1pips=0.01円

これだけ覚えてください。

1ドル100円で買って101円で打った場合は1円の利益です。

これをこの計算式に当てはめると…

1(取引量)×100pips=1円

しかし、FXの最低取引量は1000通貨(取引量)からが多いので…

1000(取引量)×100pips=1000円

となります。

もちろん1万通貨で取引をすればこの10倍の利益を得れますし
それ以上も十分可能です。

反対に、もっと多くのpips数を稼げれば
少ない取引量で多くの利益を得ることができます。

利益を得るには、たくさんの取引量でたくさんのpipsを稼げばいい。
ということですね!


◆実践で見てみよう


最後に、実際のチャートを使って計算してみましょう。

上図では、114.897円でエントリーして、115.385円で決済しています。

0.488円のプラスなのでpipsでいうと
+48.8pips

今回は10,000通貨での取引なので

48.8pips×10,000=4,880円の利益となるわけです。

最初は何pips獲ったかを計算するのが難しく感じるかもしれませんが
慣れてしまえば損益の計算方法があっという間にできるようになります。

そして、pipsの計算ができるようになると一番のメリットが…

資金管理が徹底できる!

資金管理をするうえで、1トレードあたりの損益額を統一することが重要です。

例えば10回連続1000円勝ってもたった1回1万円まけてしまえば

10勝1敗でも利益は0円です…

そうならないためにも1トレードの損益幅は統一したい
そのためにpipsを計算できるようになれば
どのくらいの取引量でエントリーをすればいいのかが一目瞭然になるのです。

安定して利益を得たい方は
ぜひpipsに慣れるといいですね(^^

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