【ダウ理論って何?】FXの基本。初心者でも簡単にわかるダウ理論

こんにちは安田です。
今日はダウ理論についてお話していきたいと思います。
FXで買っているトレーダーの多くはダウ理論を用いて相場分析をしています。
つまり…『ダウ理論がわかればFXで勝てる確率が上がる!』
初心者でも簡単にわかるようにシンプルに説明していきますので ぜひ最後まで読んでください(^^


目次

ダウ理論とは?

高値、安値はどこ?

実際のチャートで見てみよう



◆ダウ理論とは?◆


ダウ理論とは上記写真のように高値、安値が切り上がったり切り下がったりすることで 発生するトレンドを言います。
左側の上昇トレンドは高安値が切り上がっていますね。
波が上にどんどん上がっていくことを上昇トレンド 上昇トレンドか否かを判断するために使う波を見ることを ダウ理論と言います。
右側は下降トレンド なぜなら高安値がどんどん下がっているから ダウ理論という波が高安値を下げながら下がっていますね。
このようにダウ理論とは高値、安値がどう動いているかを判断する材料です。

このように高値と安値がバラバラに動くことをレンジ相場と言い、
レンジ相場かトレンド相場を判断するにはダウ理論を使って判断します


◆高値、安値はどこ?◆


上の画像のようにきれいに波が見えていればよいですが 実際のチャートを見ると…
『どこが高値?』
『どこが安値?』 と、わからなくなることも多いですね(^^;
実際、高値、安値がどこなのかは見ているトレーダーによって異なります。
わかり難いところもあれば、わかりやすいところもある。
ここで重要なことはわかり難い相場でも目利きする能力を身につけることではなくわかりにくい相場であれば手を引く判断をすることです。
あなたが相場をみてわかり難いと感じるのであれば多くのトレーダーも同様に思っている。
つまり、買いか、売りか、別れてしまいやすいのです。
明らかに買い、明らかに売り、という相場の方が勝ちやすい。
少しでも相場がわかり難いと判断すれば 無理せず手を引きましょう(^^


◆実際のチャートを見てみよう◆


ドル円の日足です。
パッと見ると上に上がっていますが果たしてダウ理論を使うと上昇なのか下降なのか…
これではわかり難いので線を引いてみましょう。

これで少しわかりやすくなりましたね。
このように高安値に線を引きダウ理論を見える化していくと相場を簡単に見ることができます。
ではこれは上昇、下降どちらでしょうか…

直近だと紫のラインが下降トレンドを崩した波になりこれから上昇トレンドを作っていこうかと奮闘しています。
安値を切り上げてはいないので明らかな上昇とは言えませんが下降トレンドであった押し安値をブレイクしたので下降トレンドを終わらせた強い波と言えるでしょう。
つまり日足では買いが優勢かな?
と、ダウ理論で判断することができるということですね(^^ いかがでしたでしょうか。

今回はダウ理論についてお話をしていきました。
FXのトレードはスポーツによく似ています。
一朝一夕では相場を見る能力は手に入りません。
スポーツと同様、たくさんの練習を重ねて地道に努力することで相場観を少しずつ養うことができます。

ダウ理論も同様です。
チャートにたくさん線を引いて日頃からダウ理論の練習をぜひやってみてください(^^

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